大場翔太 個性的なプロ野球選手

大場翔太

プロ野球の各球団にはこれまでに、さまざまなタイプの選手が在籍してきましたが、その中には実力だけでなく、個性的な魅力にあふれた選手も多くいます。そうした個性的なプロ野球選手の一人が大場翔太です。彼は2008年から2016年までプロ野球の選手として活躍しました。投手である彼は、高校時代は甲子園には出場できなかったのですが、進学した東洋大学で実力を開花し、一年生の頃からすでに試合で活躍していました。

彼がその名前を大きく知られるようになったのは、国際的な野球大会で最優秀防御率のタイトルを獲得してからです。4年生になった彼はさまざまな記録を打ちたて、その中でも奪三振は当時の記録を更新しました。また東洋大学が所属する野球リーグの優勝にも大きく貢献して、同大学が春と秋の大会を連覇したのは、彼が4年生になった時が初めてのことです。

また第38回明治神宮野球大会でも、彼の活躍によって東洋大学は初優勝を果たしています。彼はこの大会で先発した試合はすべて完投していることから「平成の鉄腕」というニックネームがつけられました。プロ入りの際は合わせて6球団から1位指名を受け、抽選の結果、福岡ソフトバンクホークスに入団しました。2011年には自身最高の7勝をあげてチームの活躍に貢献しました。