古田敦也 個性的なプロ野球監督

古田敦也

プロ野球を支えるのは個性的な選手や監督です。その一人が古田敦也さんです。古田さんは兵庫県川西市出身の1965年8月6日生まれです。眼鏡をかけている姿が印象的です。選手時代は東京ヤクルトスワローズの捕手として活躍されていました。さらに29年ぶりとなる選手兼任監督として、指揮を執ったこともあります。現在は野球解説やタレント、スポーツキャスターをされています。

現役時代はスワローズ一筋で、日本のプロ野球を引っ張っていた一人です。通算2000試合以上出場し、2000本以上のヒットをはなっています。監督時代はわずか2年という短い期間でした。1年目はAクラスだったものの、2年目は最下位になりました。チームの成績不振の責任を取りたいとして、現役引退と監督退任を発表しました。

もう1年してみてはどうかという話もあったそうですが、誰かに責任を負わすわけにもいかないと語りました。選手思いの古田さんをスワローズのファンのみならず、他球団のファンまでもが、辞めないでと残念がる言葉と感謝の言葉が飛び交いました。プロ野球は長い歴史ですが、その中で人の記憶に残る人はどのくらいいるでしょうか。そう考えると古田さんの活躍は、素晴らしいです。